What is Moissanite?
モアサナイトとは
1893年、地球に落ちてきた隕石の衝突跡から発見されたモアサナイト。宇宙からの贈り物とも呼ばれる天然モアサナイトを生み出すことは極めて難しいのですが、現代の科学者たちの功績によりアメリカで人工的に作り出すことに成功。モアサナイトは天然ダイヤモンドの2.5倍ともいわれる、地球上の宝石のなかで最高峰の輝きとクリアな美しさ、優れた耐久性をもつ新しいジェムストーンです。
Brillarは、モアサナイトの可能性に着目した日本で初めてのモアサナイトジュエラーとして、2017年に誕生。
素材としての素晴らしさや輝きはもちろん、宝飾の世界の背後に隠れる諸問題から解放された
次世代のエシカルファインジュエラーです。
Moissanite Characteristics
モアサナイトの特徴
優れた靭性 | モアサナイトは、衝撃への強さ・割れにくさを表す「靭性( じんせい)」において非常に優れています。また表面の傷つきやすさを表すモース硬度も9.5 と、宝石の中ではダイヤモンドの10に次いで高い数値。 |
---|---|
2.5 倍の輝き | モアサナイトの驚くべき特性は、その美しい輝きにあります。 モアサナイトは、宝石のきらめきを表す「ファイア」において、ダイヤモンドの2.5 倍の数値を誇ります。そのほか白く強い輝きを作り出す「ブリリアンス」や、表面の光沢を表す指標においても、ダイヤモンドより高い数値です。 |
メンテナンスのしやすさ | ダイヤモンドは油脂を吸着しやすいのに対し、モアサナイトは油脂を寄せ付けにくいため、クリーニングをしなくても輝きが曇らず、長く持続するというメリットがあります。 |
高い熱耐性 | モアサナイトの構成物質である炭化ケイ素は、化学的に非常に安定しているため、その結晶であるモアサナイトは、ダイヤモンドより高い熱耐性があります。 |
品質の高さ | モアサナイトは、人工的に製造されるため品質が安定しているのも特徴。 Brillar ではクラリティVVS(10 倍の拡大鏡でも見えにくい微小なインクルージョン)、colorless、かつExcellent カットが施された、最高品質のモアサナイトを厳選。 |
価格の手頃さ | 素材として価格の安さもモアサナイトの大きな利点。同カラットのダイヤモンドの相場の約10分の1 以下の値段で、最高品質のモアサナイトを手に入れることが可能。 |
倫理的観点 | 近年一部のダイヤモンドが、紛争を起こす反政府組織の資金源となるなどの倫理的な理由からモアサナイトを選択する人が増えています。また過剰採掘が自然環境を壊すことなども問題視されています。消費者がものを選ぶ際、その商品の背景にある倫理的側面も重要視するようになった現代社会のニーズにも、モアサナイトはフィットしていると言えます。 |
ダイヤモンドとモアサナイトの違い
ダイヤモンド | モアサナイト | |
---|---|---|
原子組成 | C(炭素) | SiC(炭化ケイ素) |
比重 | 3.52 | 3.21 |
屈折率 | 2.42 | 2.69 |
分散度(ファイア) | 0.044 | 0.104 |
光沢指標 | 17.20% | 20.40% |
モース硬度 | 10 | 9.5 |
靭性 | Good | Excellent |
クラリティ | I3 ~ フローレス | VS〜 |
カラー | D-Z | D-H |
カットのクオリティ | Poor ~ Excellent | Excellent |
親油性 | あり | 低い |
熱耐性 | 約 800℃ | 約 1800℃ |