モアサナイトは天然/人工ダイヤモンドの2.5倍ともいわれる世界最高峰の輝きと高い耐久性を持ち、ダイヤモンドに非常に似ていながらも、衝撃への強さ(靭性)、曇りにくさ(低親油性)、耐熱性などにおいてはより優れた性質を持っています。
モアサナイトと人工ダイヤモンドの違い
モアサナイトと
人工ダイヤモンドの違い
初めてモアサナイトをご覧になったお客様から「こちらは人工ダイヤモンドですか?」とご質問をいただくことがあります。
結論から申し上げますと人工ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)とモアサナイトは、物質的・化学的特性が異なる全くの別の宝石です。
ですが、どちらも人工的につくられているという点は共通しています。
天然ダイヤモンドと
人工ダイヤモンド
モアサナイトが炭化ケイ素を原料としているのに対し、人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンド同じ炭素を原料としています。そのため、人工ダイヤモンドの成分や特徴は天然ダイヤモンドと同等です。
モアサナイトと
天然/人工ダイヤモンドの違い
エシカルジュエリーとして
人気が高まる人工宝石
モアサナイトや人工ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)は共に人の手によって作り出された人工宝石です。
人工宝石は近年、エシカルジュエリーとしてもその価値が認められています。人工宝石はラボで製造されるため、天然ダイヤモンドをはじめとした希少な天然宝石に指摘されている以下のような倫理的問題をすべてクリアしているためです。
紛争資金問題
宝石取引が内戦などの紛争を起こす反政府組織の資金源となる場合がある
環境問題
鉱山採掘の際にCO2が大量に排出されたり、森林の伐採が行われるなど、環境問題の原因となっている
児童労働問題
鉱山での児童労働が問題視されることがある
もちろん倫理的に十分に配慮され、取引されているダイヤモンドも存在しています。 宝石に限らず、商品を購入する際に、その商品の背景にある倫理的側面も重要視されるようになってきた現代。モアサナイトや人工ダイヤモンドは、そんな時代のニーズともマッチしているのではないでしょうか。
モアサナイトと
“人工”ダイヤモンドの違い
コストパフォーマンスの高さ
モアサナイトは、コストや製造エネルギーの点で、人工ダイヤモンドよりも優れたパフォーマンスを発揮します。 人工ダイヤモンドは、価格帯がダイヤモンドの価格相場の半分程度と言われていますが、モアサナイトは同じグレードの天然ダイヤモンドと比べて10分の1程度とリーズナブルです。
また、環境への負担も大きく異なります。
製造エネルギーが低く環境にやさしい
人工ダイヤモンド製造にかかる1カラットあたりのエネルギー消費量は、天然ダイヤモンド採掘の約半分といわれていますが、モアサナイトはさらにその100分の1以下*。モアサナイトがいかにサスティナブルな宝石であるかがわかります。
以上、モアサナイトと人工ダイヤモンドがどのように異なるのかについてご紹介いたしました。
美しく輝く宝石には、身に着ける人を輝かせたり、励ましたり、日常や人生に奥行きをもたらしてくれるようなパワーがあります。
その中でもモアサナイトは、最高峰の輝き、永く愛せるクオリティ、より自由に楽しんでいただけるコストパフォーマンスなどを備えたとても魅力的な宝石です。
Brillarではこれからも永く愛していただける良質なモアサナイトジュエリーをお届けしてまいります。
*ENVIRONMENTAL IMPACT ANALYSIS PRODUCTION OF ROUGH DIAMONDS, A report by Frost & Sullivan 2014
*出典 京都大学 木本 恒暢 教授